夫の産後うつ、悩みつつ待っていた3年間 

出産してから数年間、不安でいっぱいの毎日を過ごしていました。
同じ時期に出産をした周りの女性は、
毎日毎日、赤ちゃんのことばかり考えていたと思います。
それはそれで大変な様子でしたが、
私は赤ちゃんよりも、荒れ続ける夫のことを悩んでいました。

“男性の産後うつ”について、話を聞いたことはありますか?
私自身、インターネットで調べたり人に聞いたりしましたが、
あまり情報を得ることが出来ませんでした。
しかし、自分自身が身近でそれを見ていて、
同じように悩んでいる人がきっとほかにもたくさんいるような気がするのです。

誰かにとって参考になればと思い、
今回は“男性の産後うつ”についてまとめてみました。
「うちの夫には無縁の話だ!」と思う人にも
ぜひ目を通してもらいたいです。
人生が変わるほどの大きな変化を迎えた時、
人は驚くほどに大きく変わるものなのだと思います。
信頼した相手が別人のように冷たくなってしまった時、
その様子をどう受け入れていけば良いのでしょうか。

【出産前の気持ちから、産後間もない時期のつらさ】

初めての子育ては分からなことだらけです。
妊娠中はもちろん、産後も女性の体は大きく変化していきます。
生活リズムもガラリと変わり、体力面でも精神面でも
サポートをしてくれる存在が特に必要な時期といえるでしょう。
私にとっては夜泣き対応に追われて
睡眠時間を確保できないことの負担が一番大きかったです。

理想としては、夫に支えてもらいたいと考えていました。
理想というか、夫が支えになることが当然だったはずです。
しかし、我が家の場合はとても支えてもらえる感じではありませんでした。
私は何度も何度も“男性の産後うつ”について
インターネットで検索し続けていました。

ただでさえ自分の体、自分の心が不安定な時期です。
産まれたばかりの赤ちゃんを必死で守りながら、
頻繁に怒鳴るようになってしまった夫から怯える日々でした。

【産前~産後、夫の変化】

夫はもともと子供が好きな人でした。
そのことは、甥っこ、姪っ子との関わり方を見て感じていたのです。
結婚前に私と2人で旅行をした時も、
甥っこと姪っこのためのお土産をうれしそうに選んでいました。
きっと彼が子育てに向いているだろうと、
彼のご両親も自身ありげに言っていたほどです。

しかし実際に子供が産まれたら、
オムツを替えることにも、離乳食をあげることにも、
滅多に手を貸してくれることは無かったです。
「滅多に」と表現したことには理由があります。
夫は何故か、義実家に行った時には
張り切って子供の世話をしていました。
30代半ばになっても、「親から褒められたい」という気持ちを持って
いるのでしょうか。

義実家へ行くペースは2ヵ月に1回くらいです。
そのたびに私は、ニコニコしながら子供に話しかける夫の姿に
気味が悪いような感覚を持っていました。
とはいえ、機嫌を損ねさせてしまうと大変なので、
本人に対してそれを指摘したことは一度もありません。

【幼稚園に入って変わった、家庭の雰囲気】
夫の機嫌が悪い時は、コミュニケーションが成立しません。
私が話しかけても、何か質問をしたとしても、
「うーん」という意味のない返事しか返ってこないのです。
そして、それでもさらに話を続けたり質問をしたりすると、
大きな声を出して怒りだしてしまいます。

それでも生活は出来ていたので、
私はそれを一時的な病気のようなものであることを期待して
気にしないように意識を整えていました。
しかし、子供が成長して2歳くらいになると、
子供自身がその妙な様子に疑問を感じ始めます。
私だけが気にしないようにしたり、我慢をしたり、
それでは済まないようになってきたと考えるようになりました。

一緒に生活していくのは無理かもしれないと、
具体的に考え始めたのがこの頃です。
すでに夫の感情が不安定になってから2年も経っていて、
それが“一時的なもの”ではないと思うようになっていたのです。

そして、子供が3歳になって幼稚園に入園しました。
このことが、我が家にとって良い意味での転機をもたらしました。
周りのお友達、そしてそのご両親が
ニコニコと関わり合う姿が、夫を変えたのだと思います。

もちろん子育てには大変なことが山ほどあります。
子供はどんなに人がたくさんいる場所であろうと泣き叫び、
暴れることだって数えきれないほどです。
子供が行きたいと行った場所へ連れて行ったとしても、
やっぱり嫌だといって帰ることだってあるのです。
食べたいと言うものを出してあげても、
お皿ごとひっくり返すようなこともします。

それでも子育てには、親にとってご褒美のような
楽しい瞬間が何度もあります。
楽しい瞬間ばかりであれば良いのですが、
苦しい時間の合間合間にあるから
その良さが際立つのかもしれません。

ときどき親を前向きにさせてくれるそういう瞬間を
幼稚園の仲間はしっかりと噛みしめながら子育てを楽しんでいたのです。
私自身がそれを感じたことで、
夫もそれを感じているのだろうと察することが出来ました。

【まとめ】

女性であれ、男性であれ、“産後うつ”からの回復には
長い時間がかかるものだと思います。
振り返ってみたら、うちの場合は3年もかかりました。

それでもようやく今は、普通に穏やかな時間を過ごせるようになりました。
とはいえ最近でも夫の感情には波があり、
私は常にそれを察して対応していかなくてはなりません。

辛いと感じることは非常に多いですが、
出来ればあと数年くらいで
結婚前の優しかった人格を取り戻して欲しいと願うばかりです。


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