家ではいい子なのに外では悪い子!? 学校での問題行動をなくすためにできること

最近増えてきていると言われているのが「家の中でだけ
いい子」です。

家では親の言うことをよく聞き、大して反抗することもないのに、一度外へ出てしまうと問題行動を繰り返してしまう子供がいます。

小学校の30人規模のクラスで、1クラスに5~6人はいると言われているのですから相当な数だということがわかります。

そういう子供は親の前ではいい子なわけですから、親が問題に気づきにくいことがあります。

しかし家ではいい子なのに学校の先生からは電話ばかりかかってくる、なんていうことがあれば要注意です。

ではなぜ子供は家の中でだけいい子になってしまうのか、その原因を探ってみましょう。

いい子を押し付けられる子供たち

家では親の言うことを聞くし勉強もしてなんの問題もないのに、学校から「お子さんが暴力をふるいました」「先生たちに反抗ばかりしています」なんて言われたことはありませんか?

そういう時普段の子供の様子を見ているお母さんたちは「うちの子がそんなことを!?」と驚きます。

驚くだけならまだしも、学校からの話を信じなかったり学校のせいにしたりする親もたまにいます。

しかし「家でだけいい子」になってしまうのは学校のせいでもなんでもなく、原因は必ず家庭にあるのです。

本来ならば家庭は息抜きの場所です。

大人だって仕事ではしっかりしているのに、家の中ではダラダラしているなんて人はたくさんいますよね。

子供だって本来はそれが自然な姿なのです。

ですから逆に「学校ではいい子だけど家ではわがままばかり」という子供は心配ありません。

外で気を張って頑張った分、家では素の自分を出せているのですから健全に育っている証拠です。

しかし家でいい子でいなければならない子供たちは、親の前で素の自分を出せないでいるのです。

そういった子供たちの親はたいてい厳しすぎる傾向にあります。

厳しいにも様々な種類がありますが、例えば少し失敗しただけでものすごく怒る、勉強や習い事をやりたくないのに無理やりやらされる、自分の意見を言うと否定される、などです。

こういう環境に育った子供は親に怒られることを恐れたり、言うことを聞かずに嫌われることを恐れて素直に言うことをきくようになります。

素直になるのならいいじゃないか、と思われてしまいそうですが、あくまでいい子なのは家の中だけです。

子供たちは家の中でたまった不満や鬱憤を外で晴らすようになり、親の目の届かないところで悪さばかりするようになります。

小さいうちならばまだ悪さといってもお友達を叩いたり先生に反抗したりという程度かもしれませんが、これがだんだん大きくなってくると今度は犯罪に手を染めることも起こりえます。

そして家の中がくつろげる場所でないと、今度は家にも寄り付かなくなってしまいます。

家出をしたり外泊が増えたりと、悪影響は子供が成長するとともに大きくなっていきます。

家を安心できるくつろげる場所に

学校で問題ばかり起こしている子供をどうにかしたいと思ったのならば、叱ったり怒ったりするのは逆効果です。

まずは怒ることからやめてみましょう。

子供が何か失敗したところで怒る必要はまったくありません。

失敗も子供のネガティブな反応も、すべてを受け入れてあげるくらいの心構えが必要です。

また本人がやりたくないのに親が勝手に決めてやらせている習い事などがあれば、ひとまずそれをやめさせてあげましょう。

もちろん、続けているうちに本人が好きになったのであれば続けてかまいません。

しかし本当にやりたいかどうか、まずは子供に確認してみましょう。

ただずっと親の顔色をうかがってきた子供は「やめたい?」ときいても本心を隠して「続けたい」ということもあります。

そのため、子供に確認する時は必ず穏やかな口調で「何を言っても絶対に怒らないから、本当のことを教えてくれる?」ときいてみましょう。

その場合、何を言っても本当に怒ってはダメですよ。

そこで怒ってしまってはせっかくの約束が台無しになり、ますます心を閉ざしてしまいます。

習い事だけでなく、普段から子供の意見を聞いてあげることは大事です。

厳しい親に育てられた子供は、自分の意見を言うと怒られることが多いため言いたいことも感情も押し殺していることがあります。

そのため、まずは「~しなさい」「~しちゃいけません」などの命令言葉を使うことをやめましょう。

そして「あなたはどうしたい?」と子供の意見を聞く習慣をつけましょう。

最初は怖くてなかなか口にできない子供も多いでしょうが、続けていくうちに少しずつ自分の気持ちを言えるようになっていきます。

 

そして最後に、子供をたくさん甘えさせて褒めてあげましょう。

甘やかすのではなく「甘えさせる」です。

たくさん抱っこしてあげるでもいいですし、一緒に寝てあげるでもいいでしょう。

そして失敗してもテストの点数が悪くても、精一杯頑張ったところを褒めてあげましょう。

あなたはあなたのままでいい、いい子でなくても大好きだ、というメッセージをことあるごとに送ってあげましょう。

そうすることで子供は「いい子じゃなくても嫌われないんだ」と安心することができ、少しずつ家で素の自分を出すことができるようになります。

もちろんその分手はかかるようになりますが、外での問題行動は落ち着いてくるでしょう。

子供をしっかり真っすぐに育てるには厳しくしつけなければ、と思う親もたくさんいるでしょう。

しかし厳しくしすぎては逆効果になってしまいます。

またそのしつけは本当に子供のためなのか、一度じっくり考えてみましょう。

もしかしたら自分がいい親に見られたいためだけに厳しくしていることはありませんか?

確かに今の日本社会は子供を育てる親に対しての視線が厳しすぎるところがあります。

しかしその視線に負けて子供に厳しくあたってしまっては誰のための子育てなのかわかりません。

大人も子供も家での息抜きはとても大事なものです。

家の中でくらい子供が「悪い子」でいられる環境を作ってあげましょう。


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