出産という大仕事を終えてしばらくは新米ママにとってかなりナイーブな時期。
いろんな初めてに慌てながら子育てに追われる日々が始まります。
そのため産前産後に実家へ里帰りをする、というママは6割弱ほどになります。
私も産後一ヵ月は里帰りをして生活のサポートをしてもらいました。
ただ、この里帰り中に実母との問題が浮き彫りになるケースはとても多いのです。
いくら血がつながっていても必ずしも仲良くいられるわけではないですよね。
特にナイーブなこの時期。
何気ない実母からの言葉に傷ついたり、腹が立ったり!
今までは気にならなかったものが急に気になりだして喧嘩勃発!なんてことも。
今回は産後現れる実母へのイライラの原因と対策についてみていきましょう。
「実母だからこそ」?イライラの原因
里帰り前後に実母にイライラする、
揉め事が起こる原因はいくつかあげられます。
よく目にするのは、里帰り時のお金のトラブル、育児方針への過干渉、
遠慮のない言動などです。
義母なら我慢ができるけど実母だとできない。
実の母親だからこそ「わかってよ!」と叫びたくなりますよね。
でも叫んだところでかわらない・・・ではどのような解決策があるかみていきましょう。
里帰り時のお金のトラブル。解決策は?
里帰りをすればもちろん実家の食費や光熱費などが増え、お金がかかりますよね。
この費用もどうするのか、先に決めておかないともめる原因になります。
例えば里帰りの期間や、お金を渡すかどうかも前もって伝えておかないと、
お母さんも「いつまでいるの?」と気になって聞いてくるでしょう。
それが優しい言い方であればいいですが、ぶっきらぼうに言われれば
「いちゃいけないの!?」と不安になったり、
「そんな言い方しなくていいのに!」といい争いになったりします。
でもこの解決策は簡単ですよね。
前もってしっかり相談しておきましょう!
お金のことなので直接は話しにくいという方は、
里帰りの相場は3~4万と言われているのでそれくらいにしたよ!と
こちらで決めて渡すといいでしょう。
お世話になるという気持ちをしっかり持って接するとお母さんも安心するはずです。
育児方針への過干渉。どうやって防ぐ?
「そんなものは必要ない」「もっとこうするべき」「私の時はそんなことしなかった」。
こんなことを言われたかた、かなり多いのではないでしょうか?
私もこの干渉へはかなりイライラしました。
過干渉の原因は母としてのプライドと育児の時代差のよう。
「今まであなたをこうやって育ててきたのよ!」
といいたくなる気持ちもわからなくはない・・・ですよね。
それまで立場が母と子だったのが急に母と母になる。
関係性が揺らいだりもめたりして当然だと思います。
そこで対処法を考えていきましょう。
産後にいろいろ口出しされて腹が立つ・・・
でもお母さんも良かれと思って言っていることでしょう。
なので、まずは感謝の気持ちを伝えるところから始めましょう。
言われたことをすべてしなくてもいいのです!
まずは言ってくれてありがとう。
やりたくないことに関しては今度やってみるね、といったり、
私はこうしてみたいから一回こうやってみていい?など
人生の先輩であるお母さんに意見を伺うようにするといいかもしれません。
お母さんもそういわれれば強くは言い返せないですよね。
育児の時代差も同じです。
「今は昔と違うの!」と言ってしまうとお母さんも自分の育児を否定された気になり、
気分がよくないでしょう。
私の場合は里帰り中にベビーパウダーをしつこく勧められました・・・
夫婦で調べて、液体のベビーローションを用意していたのですが、
「あなたはずっと粉を使っていたのよ、液体なんてだめよ粉が効くのよ!」と譲りませんでした。
なので「ありがとう、私は粉だったよね覚えてるよ。
粉だと毛穴に詰まったりするかもって書いてたから液体にしてみたの。
だめだったら粉に変えるね」と伝えてみたら、納得してくれたようでした。
感謝と尊敬の気持ちをもって言い回しを変えてみたら、衝突も減りそうですね。
親子でもNGはある。遠慮のない言動
いくら親子でも言っていいことと悪いことはあります。
初めての孫に興奮して言わなくていいことを言ってしまう人もいるでしょう。
でも実母から言われる心無い言葉ほど傷つくものはありませんよね!
もちろんお母さんにはその気がないこともしばしば。
思いついたことを口にだしてしまっただけなんてこともあります。
よくあるやり取りですが、私は男の子を産んですぐに
「女の子がよかったなあ~」と言われてかなり傷つきました。
それ、わざわざ言う?と思いましたが深い意味はない様子。
でも言われたらいやな気持ちになるし許せない。
悩みに悩みましたが、こればっかりはある程度諦めるのが得策ではないでしょうか。
この先必ず頼る時がやってきます。
インフルエンザになったり、どうしても仕事がはいったり・・・
その時は頼らざるを得なくなるでしょう。
遠慮のない言葉には全面戦争せずに、旦那さんに愚痴ったりして適度に発散を
おすすめします。
ただ、「その言い方は傷つくなあ」「それは言わないでほしい」等は
優しく伝えるといいかもしれません。
しかし、すべてを許せるわけではないので、
夫婦で絶対NGのラインを決めておいて、それ以上遠慮なく言ってくるようであれば
しっかりと話し合いの場をもって伝えたほうがいいでしょう。
まとめ
一番頼りにできる、一番近い存在だからこそ実母との衝突はなくなりません。
ただ、お互いのためにも適度な距離感を保つことが一番の方法です。
近しき中にも礼儀あり、の精神で、きちんと感謝を伝えながら、
いい関係を築いていきたいものですね。
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