子育ては発見の連続。
毎日思いもしない場面と遭遇します。
ですが、これを笑って過ごすことができる方ばかりではありません。
子育て中のお母さんの中には、育児ストレスを溜めこみすぎたばかりに
うつ病を発症してしまう方も少なくありません。
子育てはストレスとの闘いでもあります。
そのストレスと上手に付き合うためにはどのような行動をとればよいのでしょうか。
ストレスがたまりやすい場面を例に、対処法を考えましょう。
『子育てストレスを溜めないためには、旦那様の
協力も必要』
子育て中のお母さんたちのストレス上位に入るのが『育児に非協力的な旦那』
の問題です。
こちらは子どものお世話だけで手いっぱいなのに、帰ってきても何もしない!と憤る方も沢山います。
もちろん旦那様にも言い分はあるでしょう。
「仕事から疲れて帰ってきたのに、さらに仕事したくない」というのがよく聞かれる旦那様側の言い分です。
このような言葉を耳にしたとき、
「どうしてあなたのお世話までしなきゃならないの!」
と、つい口に出してしまいたくなりますよね。
しかし、この言葉は夫婦間に深い溝を作りかねません。
この問題を解決するには、とにかく夫婦間の話し合いが不可欠です。
家事や育児の分担を決めましょう。
たとえば、旦那様がいる時には子どもの入浴やおむつ替えをお願いするとか、
食後の後片付けもお願いするなどです。
男性は女性よりも親になる自覚が芽生えるのが遅いといわれており、自分から進んで育児を行おうとする方は少ない傾向にあります。
ですが、夫婦二人の子どもですから、片親に任せきりではなく、両親が協力し合って育てていく必要があります。
はじめは簡単な家事からで構いませんので、「これをやってくれたら助かるな」など、控えめに「お願い」をしてみましょう。
この際、決して命令するような強い口調ではなく、やんわりと下手に出るような態度をとりましょう。
「勉強しなさい!」と叱られると余計にやる気がなくなってしまう子どもと同様に、命令口調による指示には反発してしまう男性が多いためです。
更に、多少粗が目立っても、最初のうちは多めに見る、「ありがとう」「すごく助かったよ」などの感謝の言葉をかけることも忘れないようにしましょう。
『子育てのお悩み 子どもがお友達にいじわるする!?原因と対処法』
子どもが成長し、幼稚園や保育園などに通うようになると、親の目の届かないところで子ども同士の付き合いが始まります。
子どもの成長を喜ぶとともに、大きな悩みを抱える原因にもなります。
楽しく遊ぶだけでなく、お友達にいじわるをしてしまうこともあるためです。
そしてそのいじわるがエスカレートすると、お友達の所有物を壊したり、けがをさせてしまうこともあります。
「子どものすることだから」などという理屈は通用しません。
子どもは孤立し、場合によっては退園を迫られることもあるでしょう。
子どもの引き起こすトラブルに悩み、抑うつ状態になってしまうこともあります。
子どもがいじわるをしたり、暴力的な行動をとる背景には、様々な原因があります。
たとえば、お友達との発達の違いです。
言葉で上手に言い返すことができない時、最も起こりやすいのが「かみつき行動」です。
特に保育園の乳児・幼児クラスの子どもによく見られるこの行動は、「どうにかして反撃したい」という対抗意識から発生します。
言い返したいけど言葉が出ない、言い返してもさらに言葉を返される。
この状況にストレスを感じると、かみつきという行為によって相手を打ち負かそうとするのです。
この行動は相手にけがを負わせるだけでなく、お互いに感染症にかかってしまう恐れもあります。
家庭内でストレスを解消させたり、親子でよく会話を行うようにしましょう。
ほとんどの場合には短期間でこのかみつき行動はなくなります。
またひっかき行動もかみつき行動と同様に口でかなわない相手への反撃として行われることが多い傾向にありますが、こちらは爪をきちんと切りそろえておくことで防ぐことができます。
もっと子どもが成長し、年中・年長程度になると今度は「たたく」という行動に変化します。
これはかなり多くの子どもにみられる行動で、同年代の子どもだけでなく、親や兄弟、教諭などの大人に対しても行われます。
この行動の原因は、かみつき行動やひっかき行動と同様のストレスからくるものだけでなく、「とにかく気に入らない」という理由でも行われます。
たとえば、親や教諭、お友達から注意を受けた際の反抗として行われます。
この行動の特徴は、単なる反撃ではなく、純粋に「攻撃」であるという点にあるでしょう。
たたかれたお友達が泣くと、その反応を面白がってさらに攻撃を加えたり、注意を受けた場合には自分の意見が受け入れられるまで力の限り攻撃を続けます。
そして相手が自分に反撃をしない場合には、増長し「自分の方が偉い」と認識してしまいます。
この認識を早めに矯正しないと、成長しても周囲の人間に暴力を振るうようになってしまいます。
特に男の子の場合には、体格次第では小学生の時には母親を暴力で支配するようになってしまうことも。
それを防ぐ方法は、とても簡単です。
「子どもが怖がるものを用意する」だけです。
たとえば、「父親」。
子どもが悪いことをすれば徹底的にしかりつけ、子どもの暴力にもひるまない強い大人は、子どもの畏怖の対象になります。
「自分では絶対に勝てない」と思わせることで、過度な暴力を防ぐことができるようになります。
『最後に』
お母さんの不安は、子どもにも伝わり、心を不安定にしてしまいます。
心の平静を保つことができないこともは、癇癪を起しやすくなったり、お友達にいじわるするようになってしまいます。
うつ状態にならないようにするには、子育てによるストレスを上手に発散させる必要があります。
何でも自分ひとりで抱え込もうとするのではなく、周囲に助けを求めましょう。
抱え込みすぎて限界を迎える前に自分の両親や義両親、近くに住む親せき、保育園や幼稚園の先生、先輩ママなど、相談に乗ってくれる相手を見つけたり、家事や育児のヘルプを頼んでみましょう。
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