乳幼児が病気になってしまうと、ママが大変になってしまいますよね。
子供は大人よりも免疫がないですから、いついかなる時に病気になるかわからないです。
そして、子供が小さいとうまく症状が説明出来ないですから、心配になりますよね。
お仕事をしているママにとっては死活問題かもしれません。保育園に通わせていても、
37.5℃以上あったら保育してもらえない事がほとんどです。
子供は熱が38℃以上元気だったりしますので、親としては『休んでよ~』と思います…。
★子供は頻繁に病気するもの
保育園や幼稚園に通い始めた頃は月に何回病気するの!?というほど病気します。
病気を繰り返しながら免疫をつけて皆、そうやって大きくなってきたのです。
★いつ小児科に行くべき?
子供の病気症状は急です。お昼には元気だった子供が突然夕方や夜に発熱したり、
嘔吐したりします。そういった場合はすぐに受診するべき?と悩みますよね。
夜間・救急の目安
・発熱の場合
熱は高いが、活気がある、遊んでいる場合は余力があるので、機嫌が良ければ
急ぐことはなく、翌日に受診しても良いです。しかし、熱以外の症状がひどい
時は早めの受診を。
※ただし、3ヶ月未満の乳児の発熱は早めに受診した方が良いです。
・嘔吐について
胃腸炎の場合、初めは頻繁に吐いてしまう場合が多いです。
一旦落ち着くのを待って(3~4時間)から小刻みに水分を摂取させます。
それでも嘔吐をする場合は受診します。
水分が摂れず、6時間以上全く排尿がない場合は脱水の始まりです。
そうなると、点滴や入院が必要になります。
・意識状態
反応がおかしい(周囲に関心を示さない)、おかしなことを言う場合は
救急外来を受診してください。
・ケガの場合
どの程度のケガで受診すべきなのか?
・傷が大きく出血が多い
・2.3日してから傷口が化膿してきた
・傷口に異物が残る(トゲ、石ころ、ガラスの破片など)
・骨折の可能性がある
・古い釘を踏んだ(破傷風の可能性)
・面積の広い火傷
・頭部を打って意識がない、頭痛がひどい、嘔吐やけいれんが
ある場合は救急に行くべきです。
どうしても心配な場合は受診しても構いません。
★解熱剤の上手な使い方
熱が高くて苦しんでいる子供を見ているのは辛いです。だからと言って無理に
熱を下げてはいけません。38.5℃以上を目安に辛そうにしていたら使用します。
高熱でも元気そうであれば使用しなくて大丈夫です。『こんなに熱が高くて頭が
おかしくなるんじゃ…』と心配されるママもいらっしゃるでしょうが、高熱だけで
頭がおかしくなることはありませんのでご安心ください。一度使ったら、次に使用
するまでに6時間以上はあけます。
★病気の時の家庭内看護の注意
特に感染症の時は他の家族にうつらないように注意すべきです。特に看病しなければ
ならないママにうつってしまったら大変です。もし兄弟がいて一人感染症にかかって
しまったら月齢が低い時は難しいでしょうが、ある程度隔離した方が良いです。
特にウィルス性胃腸炎は感染力が強いので、どんなに注意をしていても、家族全滅を
してしまう場合もあります(我が家は経験済み)
夏風邪の一種とも言われているヘルパンギーナや手足口病、溶連菌感染症などは口や喉に
炎症や口内炎が出来てしまうので、何も食べられないということになりかねません…。
喉が痛い時や口内炎が出来ている場合は、かまずに飲める物を与えます。
のど越しの良い冷たい物(冷めたおじや、豆腐、冷めたグラタン、プリン、ゼリー、
アイスクリームなどが良いです。)が好ましいです。
熱い物や、酸っぱいものはしみるので、避けた方が無難です。
もし食べられない場合、水分はしっかり摂るようにしましょう。
★いつ保育園や幼稚園・学校に行っても良い?
ただの風邪なら熱が下がった翌日にでも登園・登校しても良いでしょうが、
感染症の場合は出席停止扱いになります。
子供が感染症にかかってしまった時は、健康回復を第一の目的として休ませます。
また、感染力が強い病気の場合は、その子の出席を停止することによって、
集団の場でそれ以上感染を広げないようにすることが大きな目的です。
出席停止の期間がはっきりしている病気(はしか、おたふく風邪、水ぼうそうなど)は
主治医の許可のもと出席停止を解除していただきましょう。
口内炎が出来る手足口病やヘルパンギーナは口内炎が無くなればOKの病院が多いです
(医師によって基準が異なる場合がありますが…)早く元気になって登園・登校してもらいたいですね!
★病気回復期の過ごし方
子供は熱さえ下がればすぐにでも遊びたがるものですよね。感染症で出席停止の期間
の後半にもなると元気が有り余って寝なくなったりします…。しかし、熱などはすぐに
ぶり返してしまう場合もありますので注意が必要です。
元気なんだから、保育園や幼稚園行ってよ!と思われるママも多いことと思います。
そういった場合は病児保育が強い味方です。預けられる条件は、病気急性期が過ぎた場合、
気管支炎や喘息などの呼吸器系疾患は発作が治まった以後の期間、感染性疾患は他の子に
感染する恐れのある感染期を経過したらOKです。
専門のベビーシッターを頼むより安価で利用できるようです。
ただ、受け入れ人数に少ないのが現状なので、事前に確認しておいた方が良いです。
★まとめ★
子供が小さいと、いつ病気になるかヒヤヒヤしますよね。病気になってしまったら
小児科へ行って医師に相談をして必要であればお薬を処方してもらって看病してあげましょう。
ママも看病疲れで体調を崩されないように注意して過ごして下さい。
子供が頻繁に病気をするのはよくないですよ!
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