冬になるとクリスマスに大晦日にお正月と、何かと出費がかさみますよね。
それに加えて家計を逼迫するのが暖房費です。
暖房の種類にもよりますが、寒くなってくるとガス代や電気代が一気に高くなって頭を悩ましている人も多いのではないでしょうか。
しかも寒い時期は11月くらいから3月くらいまで続くため、夏の冷房よりも暖房を使う時期のほうがずっと長くかかるのです。
そんな暖房費、節約しようとすれば思った以上に節約できるものです。
ではどうやれば暖房費を節約できるのか、そのやり方を見ていきましょう。
服装で調節する
一番原始的な方法ですが、まずは家の中の服装を見直しましょう。
家の中だとどうしても薄着になりがちですが、暖房にたくさん頼る前にまずは暖かい服装をしてみましょう。
特にフリーズ素材のものなど熱をためてくれるものは一枚重ねて着るだけでだいぶ寒さがやわらぐものです。
また足元を温めることで体全体も温まるので、冬用の厚い靴下やレッグウォーマーを利用して足元から温めましょう。
首すじにマフラーやスカーフなど巻いて冷気が通らないようにするのも効果があります。
設定温度を見直す
エアコンの設定温度がよく28℃くらいになっていたりするのを見かけますが、設定温度が高ければ高いほど消費電力も増えます。
一番いい設定温度は18~20度くらいです。
このくらいでも部屋は十分にあたたまります。
またこたつも「強」にしてしまうと電力を食うので、「弱」に設定して使いましょう。
「弱」設定でも掛布団を厚いものにしたり二枚重ねて使ったりすることであたたかさを保つことができます。
暖房器具のメンテナンスをしっかりする
エアコンやヒーターなどのフィルターの掃除はしていますか?
年に1~2回、季節の変わり目に掃除するくらいだという人も多いのではないでしょうか。
しかし暖房器具のフィルターはすぐに埃で目詰まりしてしまいます。
そのままの状態にしておくと暖かい空気がうまく排出されず、それだけ余計に電力を消費してしまいます。
きれいなフィルターにしておくと、それだけで電気代がおよそ5%も節約できます。
できれば2週間に一度はフィルターの掃除をしておくと無駄な暖房費がかからずにすみます。
窓からの冷気をおさえる
部屋が冷える一番の原因は窓から入ってくる冷気です。
この冷たい空気を封じ込めることができれば、それだけ暖房を使う時間も短くすることができます。
まず夜は雨戸を閉めるだけでも外からの冷気をある程度遮断することができます。
他には厚いカーテンを使うのもひとつの手です。
カーテンはできれば床まで届く長さのもののほうが冷たい空気が入らずにいいのですが、そうすると今度はカーテンの汚れや埃が気になることでしょう。
そういった場合はカーテンレールに一緒につけることができる冷気遮断専用のカーテンが売っているので、そういったものも利用してみましょう。
他にも窓にたてかけるパネルや防寒シートなど、色々なグッズが売っているので自分の家の窓にあうものを試してみましょう。
暖房は早めに切る
出かける時間が決まっている場合は、外出する時間の15分ほど前には暖房は切ってしまいましょう。
よほどの寒冷地でなければ、暖房を切ってもすぐに部屋が冷えることはありません。
出かける寸前まで暖房をつけているのは電気や燃料の無駄遣いです。
早め早めの電源オフを心がけましょう。
こたつを使っている場合も、こたつに入っていない時間はこまめにスイッチを切りましょう。
もちろんトイレに行くちょっとした間にスイッチを切る必要はありませんが、お風呂に入っている間、料理をしている間など、こたつに入らないまとまった時間がある場合は一度スイッチを切ってしまいましょう。
逆にエアコンなどは一日中家にいるようならスイッチを切ったりつけたりするよりは、自動運転でつけっぱなしにしておいたほうが電気代はかかりません。
暖房器具で一番電力を消費するのは、最初に冷たい空気を温めようとする時です。
そのため短い時間でのスイッチのオンオフはあまりしないようにしましょう。
温かい食べ物を食べよう
寒い時は体の中から温めるのが一番です。
厚着をして温かい飲み物を飲むだけでも体はだいぶ温まります。
しかしコーヒーやお茶は逆に体を冷やしてしまうので控えるようにしましょう。
できればココアやホットミルクがおすすめです。
あとは冬にはやはり鍋料理ですよね。
おいしい上に体も温まって言うことなしです。
また鍋にいれる材料には根菜や白菜、ネギなど体を温める食材が多く使われているため、寒い日には大活躍の料理です。
寒くなっていくに従ってどんどんかさんでいく光熱費。
でも実はちょっとした工夫で電力などを節約することができるのです。
どの節約方法も大して難しいことではないので、まずは自分にできることから始めてみましょう。
寒さに震えることなく、快適に暖房費の節約ができるといいですね。
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